野良猫の餌付けは法律に反するのか
最近の地域社会の困り事として、野良猫の問題があります。
烏などの野鳥と同じように、ゴミ集積所を散らかしたり、中には車にひっかき傷を付けられたなどの苦情が多いようです。
地域の自治会では、このような場合、猫にむやみの餌を与えないようにと、注意喚起のビラを配ったりします。
しかし、猫好きの人は何処にいでもいるもので、夜中にそっと餌を置いていくことも屡です。
猫好きの人の、このような行動が猫嫌いの人や猫に迷惑している人の逆鱗に触れることもあります。
猫嫌いは、猫を追い払えと激怒し、猫好きは、更に上手く隠れて餌をやり続ける、殆どの地域でこんな有様です。
時には、法律まで持ち出されることもあります。
ただ、猫好きな人がマナーを守っている地域では、それほど衝突も起こらないのが現状です。
猫に餌付けをする場合は、場所を限定して、猫が餌を食べ終えた後は掃除をきちんとする、それが守れているケースでは、それほど人間関係がぎくしゃくすることはありません。
野良猫の問題を抱える地域では、マナーやルールを守る餌やりを提言する自治会も増えてきました。
やみくもに餌やりを禁止するのでなく、時間や場所を限定して、更に餌やりの場所が汚れないように配慮することも、餌付けをする人に義務付けています。
このルールを作ることで、野良猫に対する苦情も減ってきているといいます。
そして、野良猫の被害を減らしていくために、避妊、去勢をして繁殖を食い止めるようにします。
これで、新たな猫が現れなければ、野良猫の数はいつかは0となります。
猫好きも猫嫌いも一緒になって、猫の問題に取り組んだ結果は、自治会内の人間関係が上手く回り出すことにも繋がりました。
このような運動は、現在地域猫活動として、多くの自治会で定着しつつあります。
猫好きは猫嫌いの立場を、猫嫌いは猫好きの立場を、それぞれ尊重することで、猫の問題も解決に漕ぎ着けたのです。
地域猫活動が成功した自治会には、多くの地域から視察依頼が来るそうです。
本気で野良猫被害をストップするなら
野良猫による被害を抑えるためには、基本的には猫たちを追い払う方法がとられます。
これが糞尿や庭を荒らされるなどの被害を受けず、
しかも猫たちを傷つけることもないからです。
そのため、猫たちを追い払うためのグッズも販売されていますが、
なかなか思うように効果が現れないということもあるようです。
そんな中で、数多くの方々が野良猫を追い払うのに成功したグッズに人気が集まっています。
自力での対策に疲れてしまった方は、一度試してみてはいかがでしょうか？
